キャドバリー・グループの社会貢献活動
ファクトリー・イン・ザ・ガーデン

1824年、キャドバリー兄弟は、英国バーミンガムの人々に安全でおいしいものを食べてもらうために、食料品店を開店しました。順調に成長を続けた結果、1879年に本社と工場をバーミンガムからもっと広大な土地へ移転することにしました。そして、バーミンガムの南にある交通の要所を移転先に選び、地元の「ボーン」川とフランス語で「町」を意味する「ヴィル」を組み合わせて「ボーンヴィル」と名づけました。この移転に伴い、従業員も転居を余儀なくされることになりましたが、キャドバリー・グループは、このボーンヴィルに、工場だけでなく、従業員の住居を建設し、合わせて病院や学校、公園など、快適な生活に必要な様々な施設を設立しました。広い敷地に自然の地形を生かした田園風景の中に「ファクトリー・イン・ザ・ガーデン」というコンセプトのもと、従業員とその家族が、日々安心して暮らせる街づくりを行いました。こうした事からキャドバリー・グループは当時すでにCSR精神を備えていたとする文献もあります。
キャドバリー・ココア・パートナーシップ

キャドバリー・ココア・パートナーシップシップは2008年に開始されたガーナ、インド、インドネシア、カリブ海諸国などの数百万人のカカオ農園従事者とその地域社会の存続を守るために、経済、社会、そして環境面で支援を行うプロジェクトで、国際NGOやガーナ政府、国連開発計画からの協力を得て推進しているものです。
カカオの収穫高の増加と最高品質の豆の生産を支援したり、カカオ以外の新たな農業ビジネスの立ち上げを支援するなど、カカオ生産者の収入を増やすための援助も行っています。また、カカオ農場での生活を向上させるため、たとえば、学校や図書館を通じた教育の支援や、生物の多様性を研究するプロジェクトを通じた環境保全、清潔で安全な水のための井戸の建設など、地域主導型の開発に投資しています。
フェアトレード

フェアトレード認証プログラムは、ガーナ、インド、インドネシア、カリブ諸国のカカオ小規模生産者とその地域社会の存続を守るために、経済、社会、環境面で支援するグローバル・プロジェクト「キャドバリー・ココア・パートナーシップ」の一環として進められてきました。
日本では、これまでにフェアトレードの認証を受けたチョコレート製品はニッチなブランドの製品がほとんどでしたが、2010年の7月より、世界的なチョコレートブランドとして、本格的に販売される初めてのフェアトレード認証のチョコレート「キャドバリー デイリーミルク®」が発売されました。現在、フェアトレード認証を受けた「キャドバリー デイリーミルク®」は、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、カナダでも販売されています。
フェアトレード認証「キャドバリー デイリーミルク®」が日本を含む世界各国で販売されることで、ガーナでフェアトレードとして取引されるカカオの輸出量が、従来の4倍に増加します。こうしたカカオの公正な貿易は、4万人を超えるガーナのカカオ小規模生産者に恩恵をもたらします。
パープル・ゴーズ・グリーン

キャドバリー・グループは15年前から、環境問題に取り組んでいます。2007年からは「パープル・ゴーズ・グリーン」というスローガンを掲げ、炭素系燃料削減や生分解性パッケージ利用拡大など、再生可能なエネルギーの利用促進による環境へのインパクトを抑えるための環境プログラムを実行しています。(“パープル”は、キャドバリー・グループのコーポレートカラーです。)
食品業界をリードして、二酸化炭素排出量の絶対的削減を公約し、生産拠点での燃料を石油や石炭から天然ガスやバイオ燃料への切り替えを行っています。オーストラリア他、各国で貴重な資源である水にも配慮し、水使用量の削減と再利用の方法を工夫するプログラムを推進しています。写真はオーストラリアの工場に設置された雨水を再利用するための貯水タンクです。また、過剰包装を減らすなど、廃棄物の削減にも努めています。
